龍聖が手羽先をちぎって投げる

まぶたの裏に5キロのダンベルを隠してる

2018-05-20から1日間の記事一覧

唐突に始まって続きが書かれることは無いであろう小説を書きました

耳障りなセミの鳴き声が、目的地への集合を急かすように僕の鼓膜を直接揺さぶる夏のある朝のことだった。 夏休みもまだ4日目だというのに、僕らのクラスの委員長である下北沢半三郎とかいうイカれた名前のクレイジーゲジ眉毛が、朝から僕のLINEアカウントに…